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1898mという北海道西南部随一の高さを誇る羊蹄山も2003年1月21日に火山噴火予知連絡会の活火山の定義変更により、全国二十二山の一つとして活火山として追加されました。その整った円錐形の名山をぐるりと一周して、いよいよ羊蹄食品さんに到着です。

●蒸煮釜
きれいに磨かれてどうだっと言わんばかりに光っています。
●中居社長
直線距離1、5kmで有珠山の噴火、そして避難生活を経験。でも悠然とされていますね。羊蹄食品さんは1999年2月に新潟で行われた全国納豆鑑評会で「豊小町」が大粒部門・農林水産省総合食料局長賞を受賞されています。
●内藤社長
室蘭市が本社の内藤食品工業さんは2003年2月の全国納豆鑑評会で「おらが街納豆」が中粒・大粒部門で農林水産省総合食料局長賞を受賞されたばかり。
●お洒落な包装
左は羊蹄納豆セット。三角経木の納豆が6個づつ3種類入っています。カステラのような包装、昭和初期を感じさせるレトロなデザインです。右は黒大豆30gの4個セット。4個をまとめてケント紙でくるんでいます。こちらは洞爺湖のホテルで朝食に採用されているとか、上品です。
●語ります
上の黒大豆30gの箱の中に入っている口上書き。ホテルでの朝食に出された黒豆の納豆を食べながら、みんなこの「お客様へ」を読む。そしてきっと納得して唸るのでしょう。「伝説の黒大豆!幻の函館大黒かぁ。うーん、なるほど!」
●感想
日曜日、本来はお休みの日にもかかわらず、中居社長と内藤社長には朝9時から夕方7時までの10時間にもわたり、大変お世話になりました。また羊蹄食品の皆様には、夕方特別注文が入ってお忙しい中お騒がせ致しました。ありがとうございました。

羊蹄山は地図や写真でしか見たことはなかったのですが、雄大な自然に囲まれているまさに北海道を代表する名山でした。大地の広さはもとより、羊蹄山麓の湧水の美味しさ、たんぽぽのクリアな黄色や芽吹いた若葉の透き通るようなうす緑、そしてどこまでも吸いつづけていたい澄んだ空気。それぞれが東京では味わえない大きな感動でした。

有珠山では当時の災害がそのまま残っており筆舌に尽くしがたい想像以上の世界でした。2000年3月31日、有珠山が大爆発を起こし、2ヶ月にわたる強制非難。今回ご一緒いただいた内藤食品工業さん、それに関東食品さんの工場を借りての納豆製造再開・・・。全国の仲間である納豆業者の方々の温かい応援もあったとか。この激しい被災から立ち上がられた羊蹄食品さんには頭が下がる思いでいっぱいです。

今回、有珠山の災害現場を見るにつけ、被災された皆様のご苦労は壮絶なものであったに違いないと、当時ニュースで知ったとき以上にしっかりと伝わってきました。日本経済はかなり厳しいものがありますが、それでも日本は平和で幸せな国です。平和ボケをしないように頑張らないとと改めて感じさせられました。
中居社長、内藤社長、これからも美味しい納豆を造りつづけて下さい。

−Photo:2003年5月25日(sun)/中居社長と真狩村にて−  納豆文化村:桃太郎