雅弓:社長は記者時代どのようなことをされてきたのですか?
石井さん:それがね、大好きな酒類部門を担当していたんです。今年で社長になって5年、会社に入って36年になりましたよ。
雅弓:私が生まれる前からこのようなお仕事をされていたのですね。
酒類部門担当時代にいろいろ経験されたことをお聞かせください。
石井さん:酒類は法律の分類だけで清酒、ウイスキー、ビール、焼酎、ワインなど10数種類あるんですよ。これに国産、輸入物が加わるからかなり幅広く
いろいろとやってきましたね。
雅弓:へぇ〜、種類が法律で定められているなんて知りませんでした。輸入となりますと相当な種類があるのでしょうが、やはり石井社長ご自身も海外に行かれることもあったんですか?
石井さん:そうだねぇ、ヨーロッパのワインや、イギリスのスコッチウイスキーなどがおもしろくてやっていた頃にちょうど外国からの売り込みが盛んになった時期と重なって、よく海外へ仕事で行きましたね。主にヨーロッパとオーストラリアですね。
雅弓:仕事で海外に行けるなんてステキですね。様々なお酒を飲んできたと思いますが、今社長がおいしいと絶賛するお酒はありますか?ちなみに私は日本酒が好きなんですよ。
石井さん:日本酒はいいねぇ。日本酒だと今はなかなか手に入らないまぼろしの日本酒が山形にあるんだよ。私自身は最近は泡盛に凝っているんです。
雅弓:泡盛は奥が深いそうですね。ところで、先ほど会社に入って36年と言われましたが長い年月の中で一番変化したことは何だと思われますか?やはりインターネットが普及したことでしょうか?
石井さん:インターネットの普及は本当に大きな変化と言えるでしょう。私自身もインターネットを使用してその利点を実感していますが、インターネットにないもの、負けないもの、新聞ならではのものをこれからも作っていきたいですね。
雅弓:インターネットになくて、新聞ならではのものって、どういうものなんですか?
石井さん:まずは解説、オピニオン記事ですね。ネットはニュースを伝えるだけですが、新聞はひとつの問題を深く掘り下げて書くことができます。マスメディアはたくさんの役割分担がなされてて、テレビ、新聞、週刊誌、月刊誌。それぞれが同じニュースを違った視点で取り上げている。私達も深く面白い業界の参考になるニュースと解説を届けるため日夜走り回っているんですよ。
雅弓:新聞には新聞だけのよさがありますよね。全体をざーっと見渡して自分の好きな記事から読み進めることが出来るし、その広い紙面からは、普段あまり意識しないような文字が飛び込んできて新しい発見をすることもありますよね。これは活字のすばらしさですよね。
石井さん:以前、活字、新聞がダメになる、テレビやネットサービスにやられると書いた記者がいたんです。しかし私は新聞には新聞の役割があり、なくてはならないものだと確信しています。私達は「多くの人に読まれる、そしてためになる新聞をつくる」このベーシックな活動に使命を認識し、さらに今以上に会社が大きくなるよう努力しています。
|