彩乃:先ほど工場長さんから社長のこだわりが私たちを成長させてくれているというお話をお伺いしたのですが、吉良さんのこだわりはどこから生まれてきているのですか?
(工場長のお話など詳しくは納豆文化村・気まぐれ絵日記で)
吉良さん:もともと私の父(現:会長)が納豆に対するこだわりが大変強く、私はそれに反発するということの連続でした。でも今では社員に会長に似てきたといわれるようになってきてしまって。やっぱり伝統食品ですから意思も受け継がれていくのでしょうかね。
彩乃:それでは吉良さんのお父さんが創業者ということになりますね。マルキン食品さんは創業何年になるのですか?
吉良さん:来年で90周年になります。
彩乃:創業当時から納豆をお作りになっていたのですか?
吉良さん:いいえ、当初は粉製品を作っていました。きな粉や団子の粉などですね。それが終戦後、食料がなくて熊本で何か栄養のあるものは何かないかということで納豆に目をつけたらしいんです。でも当時大豆は統制品。ですので統制が取れたときに本格的に納豆を作り始めました。私の父の兄が研究者でどうにか納豆を工業化できないかということを考えていたんですね。当時納豆は藁で作るものでしたから工業化には向かなかったんです。そこで考えられたのが経木でくるんだ納豆だったんですよ。
彩乃:昨日納豆展示室で大きな三角形の経木納豆を拝見してきました!!今とはロゴが違って金という漢字を丸で囲った大きなロゴがついたものでした!!
吉良さん:そうなんです、今よりもずいぶんと大きくて一つ100グラムの経木納豆だったんですよ。そして大きな金を丸で囲ったマーク。この納豆がとても好評でしてね、経木からPSP(通常の発泡スチロールの容器)の容器に変わったときも四角の箱に三角の経木の絵を書いてそのロゴを入れて販売していたんです。
彩乃:それってすごく素敵!!今そのパッケージがないのが残念ですね。逆に今店頭に並んでいたらとっても斬新で目立ちそうですね☆
|