彩乃:農林水産省では最近どの様な事をされているのですか?
←国産大豆100%使用製品をアピールするためのシンボルマーク。 とってもかわいいですよね!!
中村さん:厚生省の方で「健康21」という運動を推進しているのですが知っていますか?
彩乃:いいえ、すみません。
中村さん:この運動は健康寿命を伸ばそうというもので、医療で病気を治療するのではなく、日々の食生活で病気を予防するという観点から発足したものなんですよ。
彩乃:健康寿命というのはどういう事なんでしょうか。
中村さん:健康寿命とは健康で元気で過せる寿命のことを指しているのですが,その為には望ましい食品をバランスよく摂取する事が大事になってくるわけです。
彩乃:その望ましい食品に大豆が含まれてくるわけですね!!
中村さん:そうなんです。具体的なものとして、現在日本人は1日に76gの豆類を摂取しているのですがそれをこれもまた平成22年までに100gにまで増やそうという目標を掲げたわけです。
彩乃:100gというのは加工する前の豆そのものの重さですか?
中村さん:そうです。そう聞くと大変そうに聞えるかもしれませんがそんな事はないんです。納豆やお豆腐、煮豆や餡子。勿論味噌にだって豆は含まれています。
彩乃:そう聞くと本当に日本食って健康食として優れているんですね。
中村さん:さらに農林水産省、文部科学省、厚生労働省が合同で提唱している「食生活指針」で、米、野菜、肉、豆、乳製品などのバランスの良い食事を目指す運動をこれから大きく進めていく予定なんです。私としては大豆ブームが来るんではないかと期待しているんですよ。
彩乃:それはまたどうしてそのように考えているのですか。
中村さん:大豆の栄養価値の高さは以前から見とめられていましたが、最近アメリカFDAの研究によって大豆のたんぱく質が心臓疾患に効くということがわかったんです。ですから今アメリカでは大豆ブームが起こっているんですよ。この事は日本のテレビ局でも扱われたので徐々に日本でも火がつきつつあります。また、国としても豆類の良さをPRをしようという事になったので平成14年から本格的に運動を始めていきます。
彩乃:そんなすごい効果があったなんて私知りませんでした!!
中村さん:これだけじゃないんですよ。大豆食品である凍り豆腐があるでしょ。あれは高たんぱく質で大変栄養価値が高くとても良い食材なんですが、その高野豆腐にダイオキシン除去効果があることが認められたんですよ。業界では子どもを産む女性に凍り豆腐とのキャッチフレーズで消費者拡大運動を実施しています。
彩乃:そんなに優れた食品だったのですね!!日常では凍り豆腐は食べる機会は本当に少なく、食べたとしても少量ですし、なんとなく私の食生活からは遠い存在でした。今回の取材を機会に食事の中に取り入れていこうと思います。
中村さん:無理もありませんよ。凍り豆腐はどちらかといえば地域色の強い食材ですからね。私たちはこのような地域色の強い食材を全国で食べられるものとして展開していきたいんです。
彩乃:全国区になった良い例が納豆ですね。
中村さん:そうですね。納豆は西日本ではあまり食されない東日本という地域色の強いものでした。でも今は何の隔てもなく食されていますよね。こんな風に高野豆腐も広まっていけば良いなと考えています。
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