彩乃:押切さんはオシキリ食品の社長をする傍ら、青年同友会の委員長をされていらっしゃいますが、全納連の青年同友会ではどの様なお仕事をされているのですか?
押切さん:そうですね、大きく分けますと全国納豆鑑評会の実施と次期後継者としての自己修練の場として後継者育成研修会を開くという2つに分けることができます。
彩乃:全国納豆鑑評会は知っていましたが後継者育成研修会というのは初めて聞きました!!
押切さん:後継者育成研修会とは名前の通り、これからの会社を担う次期後継者の皆さんにリーダーとして自己啓発やフレンドシップの開発などお互いに勉強し合うことを目的にしています。毎年10月頃に約50人ぐらいの規模で行なっています。
彩乃:一体どの様なことをされているのですか??勉強会の様な感じなのですか?
押切さん:勿論勉強もします。それに加えて20〜30社の納豆を集めた小さめの鑑評会をするんです。ミニ鑑評会ですね。ラベルをはずした納豆を試食し、点数をつけどれが美味しいかを評価するんです。
彩乃:ミニ鑑評会といっても20から30社もあればかなりの数ですよね。研修会にいらっしゃる方が、自社の納豆をその中から見分けることが出来るものなんでしょうか?
押切さん:どうなんでしょう・・・全員とは言えないまでも365日自分達の納豆を作り、食べているのですからアバウトではあるもののきっと分かると思いますよ
彩乃:そういわれると納得です。それでは次に昨年の研修会について伺いたいのですが。
押切さん:勉強会では今一番注目されているe-コマースについて勉強したり、その道に詳しい先生に来て頂いて講演をして頂いています。これからの時代e-コマースやITを抜きには経営は語れないと思います。日本的な納豆にもITは必要不可欠になってきていることは確かです。それからもう一つ。彩乃さんはJAS法が改正され、新JASになったことをご存知ですか?
彩乃:はい、有機その他に関してに法律が改正になったんですね。
押切さん:そうなんです。研修会でのもう一つの学習目的として、有機表示に関する知識を深めるということにあるんです。表示の問題などいろいろと変ってしまいましたから私たちも常に勉強をしなければならないんです。
彩乃:そんなに変ってしまったのですか!!大変!!
押切さん:そうですよ、非常に複雑になってきているので昨年は農林水産省から2人の先生をお呼びしてご講演頂きました。
彩乃:本当に本格的ですね。
押切さん:講演会が終了してから先生を巻き込んで円卓会議形式にして(四角いときもありますが)先生と生徒が車座になったような感じでみんなが向かい合って話合うんです。このように向かい合い話し合うことによって具体的な発言が数多く飛び出してきますので、大変有意義に研修することが出来ました。
彩乃:このような目に見えない努力が美味しい納豆を作っていくのですね。
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