●農林水産大臣賞
有限会社菅谷食品(東京都)/「国産大粒つるの子納豆」 会場インタビュー:営業部長 加藤大介さん
碧依:加藤さん、農林水産大臣賞、おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか?
加藤さん:まず素直に嬉しかったというのと、鑑評会スタッフとして過去9回運営に携わってきましたが、仲間たちが最優秀賞だったり優秀賞を取っている姿を見て、いつか自分もあそこで喜びたいなと思っていたので、ホントに嬉しかったです。
碧依:青年同友会の委員としてどのような事をされていたんですか?
加藤さん:審査員の先生方が各納豆に点数をつけますが、それをまとめて、どの納豆が何点でどの賞に該当するかという結果を出す、集計の係りをやっています。
碧依:第10回の受賞に続き第20回という事ですが、10年間苦労されてことはありますか?
加藤さん:集計係をやると受賞出来ないというジンクスが思いっきり当てはまったかなと思っていましたが、今回10年ぶりにナンバー1の賞が取れたので、ジンクスはなかったんだなと思ってます。
受賞直後の会場で営業部長の加藤大介さんに受賞者インタビューを行いました。(動画) |
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●農林水産省食料産業局長賞(小粒・極小粒部門)
株式会社笹沼五郎商店(茨城県)/「天狗納豆 丸カップ2ヶ入」 会場インタビュー:代表取締役 笹沼寛さん
碧依:受賞おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか?
笹沼さん:はい、感無量です。納豆屋をやってて良かったと本当に思っております。
碧依:今回受賞された納豆に使用された大豆はなんですか?
笹沼さん:北海道産のスズマル大豆です。
碧依:納豆用の大豆として評価の高い大豆を受賞レベルにまで持っていくには、大変苦労されたと思いますが、製造工程で苦労した点は何ですか?
笹沼さん:昨年も賞をいただいたんですが、全国のトップレベルに持っていくのに製造工程の見直しや発酵室の徹底とか、いろいろ試行錯誤しながら作りました。
受賞直後の会場で、代表取締役の笹沼寛さんに受賞者インタビューを行いました。(動画) |
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●農林水産省食料産業局長賞(小粒・極小粒部門)
道南平塚食品株式会社(北海道)/「北海道のわら納豆 小粒」 電話インタビュー:代表取締役 平塚正雄さん
碧依:今回の受賞で第17回鑑評会に続き5回目となりました。本当におめでとうございます。
平塚さん:ありがとうございます
碧依:今のお気持ちはいかがですか?
平塚さん:とてもうれしいです。
碧依:今回受賞された納豆には何という大豆を使用されましたか?。
平塚さん:北海道産のユキシズカです。
碧依:有名な大豆ですね。大豆の特徴を教えてください。
平塚さん:小粒の品種で納豆にすると柔らかくなる特性を持った大豆です。
碧依:受賞された「北海道のわら納豆小粒」の特徴教えていただけますか。
平塚さん:
今回初めて納豆菌を自社培養して作りました。専門機関に北海道の藁を送って納豆菌を抽出してもらい、その後、毎月毎月自家培養をして作っています。
碧依:納豆菌を自社で培養されるのは珍しいですね。
平塚さん:そうですね。一般的には納豆菌販売会社の大手3社から買いますからね。
碧依:道南平塚食品さんは水にこだわられていると聞きますが。
平塚さん:特殊な水と言うんでしょうか。理想の水にするために納豆菌を活性化させる仕組みも施してある浄活水器を使っています。
碧依:素晴らしいですね。これからも美味しい納豆を作ってください。
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●農林水産省食料産業局長賞(大粒・中粒部門)
有限会社鈴木食品工業(新潟県)/「大粒 白糸納豆」 電話インタビュー:代表取締役 鈴木勝さん
碧依:今回第12回の農林水産大臣賞、第16回目の納親会長賞に続く3回目の受賞になりました。おめでとうございます。
鈴木さん:ありがとうございます。
碧依:今のお気持ちはいかがですか?
鈴木さん:3回目になりますが、第16回は優良賞だったので、今回初めての優秀賞をいただきまして大変うれしく思っています。
碧依:はい、日本一を経験された3回目ですからすごいですね。受賞された納豆に使用された大豆はなんですか?。
鈴木さん:北海道産の雪誉です。
碧依:ユキホマレはいい大豆だと聞きますが、ユキホマレの特徴教えてください。
鈴木さん:豆自体がふっくらしていて甘みもしっかりあるし、もっちりした納豆に仕上がる大豆です。
碧依:受賞された大粒白糸納豆の特徴についても教えていただけますか?
鈴木さん:ご飯のお供と言うより、納豆だけで食べてもらえる、大豆の味がしっかりした美味しい納豆です。
碧依:製造工程のこだわりについて教えていただけますか
鈴木さん:基本に忠実に、常に変わらない味を目指していることです。
碧依:基本に忠実にずっと一定の水準を保つって一番難しいのかも知れませんね。素晴らしいです。これからも頑張ってください。
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●農林水産省食料産業局長賞(大粒・中粒部門)
株式会社オーサト(茨城県)/「雪誉」 会場インタビュー:代表取締役 大里孝仁さん、工場長 織間正人さん
碧依:今回で3回目の受賞になりました。おめでとうございます。
大里社長:記念の第二十回の水戸大会で受賞させていただいて本当に感謝しております。
碧依:受賞された納豆に使用された大豆はユキホマレということでずが、特徴は何ですか?
織間さん:大豆本来の旨みや美味しさをしっかりと感じられるようにしています。
碧依:製造工程の一番のこだわりは何ですか?
織間さん:やはり蒸煮の工程でいかに食感をよくするかですね。
受賞直後に代表取締役 大里孝仁さん、工場長 織間正人さんにインタビューです。(動画) |
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●全国農業協同組合連合会長賞(小粒・極小粒部門)
有限会社阿部納豆店(長野県)/「信州ふるさとの納豆 小粒」 電話インタビュー:代表取締役 阿部久雄さん
碧依:今回第17回のダブル受賞に続き5回目の受賞になりました。おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか?
阿部さん:出荷した状態で厳しいなぁと言う感じだったので嬉しいのは嬉しいのですが少し意外だったので驚いています。
碧依:受賞された納豆に使用された大豆はなんですか?
阿部さん:長野県産のすずろまんです。
碧依:大豆の特徴教えてください。
阿部さん:スズマルとかに比べると充実感があるというか少し硬めで色も濃いので、見た目は上品に見えない種類なんですが、外観ではなく味で評価して下さったのかなという感じで、運が良かったのかなと思います。
碧依:いやいや、実力だと思います。納豆の特徴についても教えてください。。
阿部さん:長野県産の大豆と言うことにこだわっています。
碧依:地産地消ですね。製造工程のこだわりについて教えてください。
阿部さん:1番は良い原料を使うことですね。現在弊社で使用している大豆は99%以上が長野県産なのですが、ばらつきもあり、状態を常に均一にすることに苦労しています。美味しい納豆にするにはやはり蒸煮が肝心だと考えています。水も大事です。現在の水は少し硬めなのですが、もう少し軟らかい水を試してみたいと思っています。
碧依:このたびは受賞おめでとうございました。
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●全国農業協同組合連合会長賞(大粒・中粒部門)
Red River Vally U.S.Award(アメリカ大豆部門)《 ダブル受賞 》
株式会社高橋食品工業(京都府)/「大粒 鶴の子納豆」・「有機納豆」 電話インタビュー:代表取締役 高橋孝幸さん
碧依:今回は昨年の19回目に続く連続受賞となりましたが、見事なダブル受賞です。今回の受賞を含め合計4回の受賞になりました。おめでとうございます。
高橋さん:ありがとうございます。
碧依:今のお気持ちはいかがですか?
高橋さん:年々レベルが上がっているので難しいかなとは感じていたのですが、担当の現場のものは出品する時点から自信満々で、試食をした時も我ながらいい感じだなと思っていました。
碧依:素晴らしいですね。私も関西のミニ鑑評会に参加させていただいたのですが、
そこで1位を獲得されただけあってさすがだなと思いました。
高橋さん:いやあ、ありがとうございました。
碧依:受賞された二つの納豆に使われた大豆はなんですか?
高橋さん:大粒のほうは北海道産のユキホマレです。アメリカ大豆のほうはアメリカ産の有機大豆です。
碧依:それぞれの大豆の特徴を教えていただけますか?
高橋さん:ユキホマレは納豆に仕上げた時に色白で美味しくなる大豆です。
アメリカの有機大豆のほうは非常に管理の厳しい大豆で、納豆用として特別に栽培されるものは少ないのですが、非常に安心感のある大豆です。
碧依:それぞれの受賞納豆の特徴についても教えてください。
高橋さん:大粒のほうは食感は硬くもなく柔らかくもなくモチモチ感のあるように仕上げています。
粘りをしっかりさせ、透明感のある綺麗な色合いになるように心がけています。
大粒納豆は一般的にご飯に合わないと言われていますが、うちの商品はなるべくご飯に合う食感にしています。
アメリカ大豆のほうは、先程も言いましたがあまり納豆に向いていない大豆なので、北海道の大豆のようなモチモチ感を出すために製造工程で色々な工夫をし、とても気をつけています。
碧依:この度は、ダブル受賞本当におめでとうございました。
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●全国納豆協同組合連合会長賞(小粒・極小粒部門)
会津高田納豆 新田商店(福島県)/「会津高田納豆 経木納豆」 電話インタビュー:専務 新田俊さん
碧依:この度は、全国納豆協同組合連合会長賞おめでとうございます。初受賞ということで、お気持ちはいかがですか?
新田さん:福島県は名門が多いので、頑張ってはいるのですが、まさか納豆の本場といわれる水戸の大会で選ばれるとは思っていなかったので、とてもうれしいです。
碧依:第二十回の記念大会であり、さらに納豆で有名な水戸の大会で受賞されるというのはとても意義深いですよね。使われている大豆はなんですか?
新田さん:小粒の北海道産のユキシズカです。
碧依:いい大豆を使われていますね。受賞された納豆の特徴を教えてください。
新田さん:経木で、一枚一枚心を込めて手作りで作っているところです。
碧依:経木を一枚一枚ですか、すごいですね。経木というと、三角形の形ですか?
新田さん:いえ、長方形で、被膜が入っています。
碧依:今回初受賞されたメーカーさんは二社だけでした。本当に素晴らしいと思います。おめでとうございました。
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●全国納豆協同組合連合会長賞(大粒・中粒部門)
株式会社大力納豆(新潟県)/「100% 北海道大粒」 会場インタビュー:代表取締役 坂詰仁さん
碧依:今回、第19回に続いて7回目の受賞となりました。今のお気持ちはいかがですか?
坂詰さん:もう感無量というか、鑑評会が無事終了したのも嬉しいですし、さらに受賞できてありがたいです。
碧依:今回受賞された納豆に使われた大豆は何でしょうか?
坂詰さん:北海道産のユキホマレの大粒です。
碧依:納豆用として強化の高い大豆ですね。特徴はどんなところですか?
坂詰さん:甘味が強いですし、納豆にすると食感も非常にのいいものが出来上がります。
受賞直後の会場で、大力納豆代表取締役の坂詰仁さんにインタビューです。(動画) |
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●納親会会長賞(小粒・極小粒部門)
株式会社稲葉納豆工業所(栃木県)/「国産鈴丸納豆」 電話インタビュー:代表取締役 稲葉好聡さん
碧依:今回第17回に続き2回目の受賞になりました。おめでとうございます。
稲葉さん:ありがとうございます。。
碧依:今のお気持ちはいかがですか?。
稲葉さん:一回だけだとまぐれと思われるかもしれませんが、今回二回目の受賞となったので大変嬉しく思っています。認めてもらえたという気がしています。
碧依:受賞された納豆に使用された大豆はなんですか?
稲葉さん:北海道産のスズマルです。
碧依:スズマルは納豆用によく使われているようですね。大豆の特徴を教えてください。
稲葉さん:小粒で濃縮された大豆の味がします。
碧依:受賞された納豆の特徴を教えていただけますか。
稲葉さん:前回受賞した納豆が手作りの経木納豆でしたが、そのノウハウを生かして子供やお年寄りの方が食べきれるように25グラムの小分けのタイプにしました。
碧依:前回は3角形の経木で、今回は25gの小分けでしたね。納豆の製造工程についてこだわりを教えてください。
稲葉さん:大豆の皮の部分のうまみを残すために一つ一つ優しく丁寧に手で洗っています。消費者の方に安心して美味しく食べていただけるように時間をかけて心をこめて洗っています。
碧依:素敵です。これからも心のこもった納豆を作ってください。
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●納親会会長賞(大粒・中粒部門)
太子食品工業株式会社(青森県)/「太子納豆 ユキホマレ大粒」 会場インタビュー:代表取締役の工藤茂雄さん、技術開発グループ係長の工藤卓伸さん、三戸工場チーフの佐藤光夫さん
碧依:太子食品さんは、今回の受賞で4回目となりました。おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか?
工藤社長:ありがとうございます。私よりも製造関係のみんなが喜んでいると思います。
碧依:受賞された納豆に使われた大豆は何ですか?
工藤卓伸さん:商品名にあるユキホマレを使用しています。新穀の大豆でいいものが見つかったのでそれを使っています。
碧依:今回受賞されるまでご苦労なさいましたか?
佐藤さん:何回も試作をしました。色々なパターンを試しながらどれがいいかを考え、検討をしながら何回も試作しました。
受賞直後の会場で、代表取締役の工藤茂雄さん、技術開発グループ係長の工藤卓伸さん、三戸工場チーフの佐藤光夫さんに受賞者インタビューを行いました。(動画) |
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