●下仁田納豆の南都です。だいもんじさんからいきなりののご指名を受けましたので、今日は当社の代表的な葵の製法について、お話させていただきます。
●製法・・・大豆を蒸煮するのに鉄釜を用い、圧力をかけずに薪を燃料にして、約4時間かけます。通常は圧力釜で50分〜1時間半位で煮ていると思いますが、圧力をかけ短時間で煮ると、どうしても納豆が固くなってしまうので、ゆっくりと時間をかけるのです。
●室(むろ)・・・電気的なのもは一切使わず、炭火のみで約23時間、38℃〜40℃の低温でじっくり発酵させています。この炭火から出る炭酸ガスが、納豆にとてもよい効果を与えてくれます。又、室の断熱材ももみがらを使用しています。
●容器・・・経木を使用しています。納豆が発酵するのに、まんべんなく空気に触れる為、均一に出来ます。 又、湿度か高いときには、経木が水分を吸ってくれ、逆に低いときには、経木が湿度を与えます。経木は、国内産(群馬赤城南面)の赤松の一等品のみを使用しています。
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