《IT》について前向きでない企業はたくさんあります。意識してやらない企業もあれば、やりたくてもできない企業もあるようです。今回の講演で、久田社長は本来話すことではない心の部分も敢えて話しました。
《IT》をどうしてやりたくないか、やれないかということについて、出来ない理由は大きく2つあるとの事でした。
一つは《心》の問題。二つ目は《技術》の問題です。
《心》の問題とは、頑固で、人の言うことを聞かない。思い込みが強い。
勝手に決めつける、聞いているようで、聞いていない、自分勝手な解釈をするから出来ない、挙句の果ては、正当化する、などです。私たちの年代にも、たくさんいますが、これは心の問題なので、本人の自覚を待つしかないということもあると思います。
重要なのは二つ目の 《技術》 の問題です。天堂物流では、スタッフとして採用された時に、キーボードが打てない人は徹底的な訓練を受けます。毎日、朝30分、昼30分、夕方30分を10日間するそうです。そうすると全く打てなかった人でも正しいポジションでかなり打てるようになり、面白くなってくるようです。
実はこのキーボードが打てないという事実が《IT》への大きな参入障壁であり、人に話せない一番大きな理由だと久田社長は言っています。
打てないから、触りたくない。触りたくないから自分を正当化して、しなくてもいい理由を言う、ということだそうです。
ですから、《IT》を導入しようと思えば、まずキーボードを練習するのみだそうです。これら2点がクリアできれば、ほぼ 《IT》を手中に入れられるのですね!
《IT》導入においては多くの難関があるようですが、少なくとも小規模の会社においては、本音の部分で上記2点の解決が最優先で、この解決こそが、メールを自在に使い、ホームページを有効に使う、小さなITへの入り口になるそうです。怜生もキーボード、もっと頑張ろう♪ 皆さんも頑張りましょう!
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現時点だけでなく次世代への継続的な利益のためにも、《IT》は存在します。しかしその《IT》に参入するには、幻と言う大きな【勘違い】もあるそうです。
夢と幻の話を文化村の事務所でよく聞きます。
到達点も計画も期間もないのが幻であり、しっかりと実現可能なものが夢。
したいと思うそれらしい《願望》なのか、すると言う明確な《意思》なのかは、良く問われます。
今回のお話をまとめてみて、《IT》が、願望=幻 にならないようにということなのだなと、つくづく思いました。思い込みの願望は、【勘違い】そのものだということですね。
《IT》とは情報活用技術、情報発信技術であり、商品や会社を、よりわかりやすく正確に理解してもらう手段ということがわかりました。そして《IT》は、明確な《意思》を持って始めるもの。《IT》の究極の略は、I try IT! なんだそうです♪
ホームページやメールなどは小さな《IT》かも知れませんが、会社を活気づけるための、実はとっても大きな《IT》なのかも知れません。
納豆文化村:朝比奈怜生
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