英エコノミスト誌が世界127都市を対象に実施した「住みやすさ」調査で、カナダのバンクーバーが1位になっている。そんな世界一住みたい街と評される、美しいバンクーバー。人口200万人のバンクーバーはカナダ第3の都市。あらゆる都市機能を備えているにもかかわらず、ゆったりとした自然に囲まれ、快適な暮らしを送る事が出来る。
今回12日間の滞在であったが、自信のあるものだけを販売されている杉山さんは、しっかりとバンクーバーに根差し、確かなポリシーのもとにお店の運営をされていた。
そんな杉山さんの作る納豆は一日たったの12個だけれど、12個それぞれに思いを込めている素敵な納豆であった。
働いているお母さんがたくさんいる、そのお母さん代わりとも思って作っている納豆。12個の納豆は一個づつがとてもキラキラと輝いて見えた。
オリンピックで特に地元カナダ選手の競技に賭ける激しい情熱には圧倒されるものがあったが、真剣にオーガニックに賭ける情熱は杉山さんにも共通したものがあった。物事の本筋や基本を見極めて、ブレないでしっかりとやり続ける事の意味合いはとても大きい。素晴らしいことである。
失礼を承知で言うなら、久々に闊達でまっすぐな人と出会った気がした。
杉山さんはまさにオーガニックのプロ、オーガニックコンシェルジュかも知れない。
杉山さんとスタッフの皆様に、そして、納豆大好きなカナダの方々、これから納豆を好きになる全員に、心からエールを送りたい。
Tama Organic Life
734 Marine Drive NOrth Vancouver,BC
V7M 1H3
TEL/FAX 604.987.8198
公式サイト(日本語版)は → こちら
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日本の優秀なこだわりメーカーさんと相通ずるものが、異国のバンクーバーでしっかりと根付いていることがとても嬉しく、長く続けて頂きたいものだ。
日本からさすがに生納豆は持参できなかったが、メーカーさんにお願いして、ドライ納豆や味付納豆、辛味納豆を持参したところ、とても興味を持っていただいた。
納豆は、日本の伝統的食文化を代表する食品。日本古来の伝統食品が異国の地でも受け入れられ、そのバランスのとれた素晴らしさが少しづつでも浸透し広まって欲しいものだと強く思った。
世界で一番小さな納豆屋さんかも知れないが、その心はとても大きく、ゆったりとした優しさに満ち溢れていた。
納豆文化村代表:久田隆敏
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