−納豆列伝− >


第17回全国納豆鑑評会レポート
ねぶたの里に史上最多の224点。
第17回受賞者インタビュー
日本一は北海道の豆蔵さん。

No71 身近なIT
考えすぎはアイムタイアド(IT)
No70 世界最小の納豆屋
毎日12個は至高の12個

No.117 シュー納豆
ブルーベリーと黒豆が絶妙☆
No.133 カリカリスティック
カリッカリの皮の中に大粒納豆!
No.138 ポテチミルフィーユ
超かわいくて素敵! 今回は3層!





其の七


職人列伝其の七: 野呂雄弘(のろたけひろ)
社名役職:
野呂食品株式会社/専務取締役
会社住所:
鎌倉市腰越
連絡先:
会社TEL:0466-32-2632/FAX:0467-31-4986
略 歴:
昭和59年入社。2年半の職人修行のあと鎌倉山納豆日本橋高島屋店で店長として6年半の販売修行。平成5年常務取締役。現在、専務取締役製造責任者、インターネット楽天市場店店長。

●納豆作りで大切な事
第一に、大豆を良く知ることです。出来る限り産地に足を運び、こちらの要望を生産者に伝える事が大切です。第二に納豆菌と仲良くなる事です。菌と会話しながら豆と菌にとって良い環境を作ることが大切です。第三に企業秘密の父の代から受け継いだ独特の大豆の蒸し方です。大人気の丹波黒豆納豆の蒸し方などは、見たら驚きますよ!第四に従業員教育です。誰が蒸して管理しても、同じ品質であるべきです。年中無休の交代制ですので、均一生産のために従業員と話し合い理解を深めなければいけません。


●すべてはお客様の為に

納豆つくりは本当に難しく、気温・水温・原料によって変わってきます。毎日が勉強。これからも良い納豆作りの為にお客様(消費者)の声に耳を傾け、農家さんとも話し合い、努力を惜しまず精進していく所存です。自画自賛では駄目、バイヤーの言いなりでも駄目、すべてはお客様の為にと頑張っています。時にはバイヤーとの言い合いも有ります。それでも良いのです。お客様に価格でなく品質で喜んで頂いてこそ、真の良いメーカーですから。物の価値とは、お客様の喜びの大きさです。3個100円の安い納豆でもお客様ががっかりすれば、それは高い納豆なのです。1個500円でもお客様に喜んでいただければ、それは高くは無いのです。規模は小さくても、「鎌倉山納豆は一流だ」とお客様に認めていただけるように私は頑張りたいと思っています。 

野呂食品の専務の野呂です。では次は、納豆に賭けている伊藤さんを紹介しましょう!

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