第17回全国納豆鑑評会レポート
ねぶたの里に史上最多の224点。 |
第17回受賞者インタビュー
日本一は北海道の豆蔵さん。 |
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No71 身近なIT 考えすぎはアイムタイアド(IT) |
No70 世界最小の納豆屋 毎日12個は至高の12個 |
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No.117 シュー納豆
ブルーベリーと黒豆が絶妙☆ |
No.133 カリカリスティック
カリッカリの皮の中に大粒納豆! |
No.138 ポテチミルフィーユ
超かわいくて素敵! 今回は3層! |
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職人列伝其の壱拾四:
三浦 光男(みうらみつお)
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社名役職:
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みやこ納豆本舗 代表 |
会社住所:
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兵庫県神戸市長田区刈藻通6-8-11 |
連絡先:
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会社TEL&FAX:078-671-5848 |
略 歴:
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昭和21年に帰還。味噌造りのかたわら納豆の製造を思い立ち、研究を重ね納豆屋として独立。 |
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みやこ納豆本舗の三浦光男です。私は、昭和25年より納豆を造り始めたので、はや50年を過ぎました。我が社の納豆は、全て手造りです。と、いっても機械もありませんが・・・
神戸の地では、創業の頃 食べる習慣がないもんですから自ら営業をかけて市場を廻り食べ方を指導しながら売りこんだものです。そのお得意先が震災でほぼ壊滅状態となりましたし、我が社も工場が半壊しました。あれから7年経ちますが復興とは程遠く何とかやっているところです。しかし、最近の流通の発達で関東からの引き合いも増えつつありますし、工場周辺が神戸市の昔の面影を残す地区にあり人も集ってきました。
さて、私は現在78歳ですが、先の大戦では航空整備隊として、ボルネオに配属され、それこそやっとの思いで帰ってまいりました。故郷の徳島に戻りましたが混乱期にあり叔父をたよって神戸に移りました。叔父は味噌用の麹を作っていまして醗酵用の「むろ」の一部で納豆を作れないかと思い立ちました。大倉山にある図書館で
三浦二郎氏(現 三浦菌の創業者)・半沢博士共著による「近代納豆の作り方」を読み研究し試行錯誤を経て納豆屋として独立しました。当時は冷蔵設備もないもんですから夏場は2ヶ月の休みがあるようなのんびりした時代でした。今の納豆の価格には驚きの一言です。関西での納豆造りの火を残せる様、知識と経験を生かして若い世代に繋げる事が使命と思っています。
プロフィ−ル(相沢加筆):平成10年度の全国納豆鑑評会にて、納親会長賞受賞。関西のご意見番として、若手の暴走を食い止める重鎮です。
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みやこ納豆本舗の三浦です。次は同じ関西の福三田さんにリレー致します。
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