第17回全国納豆鑑評会レポート
ねぶたの里に史上最多の224点。 |
第17回受賞者インタビュー
日本一は北海道の豆蔵さん。 |
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No71 身近なIT 考えすぎはアイムタイアド(IT) |
No70 世界最小の納豆屋 毎日12個は至高の12個 |
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No.117 シュー納豆
ブルーベリーと黒豆が絶妙☆ |
No.133 カリカリスティック
カリッカリの皮の中に大粒納豆! |
No.138 ポテチミルフィーユ
超かわいくて素敵! 今回は3層! |
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職人列伝其の弐拾四:
菊池 啓司(きくちけいじ)
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社名役職:
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有限会社菊水食品/代表取締役 |
会社住所:
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茨城県日立市東大沼町4-29-11 |
連絡先:
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会社TEL:0294-52-5443/FAX:0294-53-8291 |
略 歴:
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昭和57年、菊水納豆の後継者として就業 昭和63年、有限会社菊水食品を設立、代表取締役に就任 |
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●創業
私の祖父、猛次郎が、昭和20年の東京大空襲で焼け出され、東京深川から茨城の日立に流れてきました。生活するために、父・康隆と共に塩炊きをしておりましたが、その後、納豆造りを手掛け、昭和23年に菊水納豆を創業しました。
当時は、日立製作所が全国から従業員を集めており、社員寮がいくつもあって朝の引き売りと寮納めで生計を立てていました。
●三代目
昭和57年、私が家業を継ぐ決心をしたのは父の緊急入院がきっかけでした。建設会社の営業職として面白く働いていましたが、菊水の納豆を待っていてくれる人たちがいるということで退職届を出しました。
いざ、現場に立ってみると、大豆のことも知らず、納豆菌の配合や発酵時間も全くわかりません。父の仕事仲間にお願いしたりして必死に勉強しました。何とか自分の納豆が出来るまでに3年かかりました。
その後、スーパーや生協へ卸す事になり、機械化による大量生産をはじめ、設備の費用もかさんでいきました。しかし、菊水が大手のまねごとをしても・・・と進む道を模索しました。そんな中で、昭和63年に手造りの納豆「菊水ゴールド納豆」を考案して商品化し、バブル時代末期でしたが良く売れました。現在はインターネット注文と季節商材として、オリジナル性を保ちつつ生き残っています。これからの菊水食品がどうあるべきか今も「考え中」で進んでいます。
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菊水食品の菊池でした。次は愛知の高丸さんですよ。
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