−納豆列伝− >


第17回全国納豆鑑評会レポート
ねぶたの里に史上最多の224点。
第17回受賞者インタビュー
日本一は北海道の豆蔵さん。

No71 身近なIT
考えすぎはアイムタイアド(IT)
No70 世界最小の納豆屋
毎日12個は至高の12個

No.117 シュー納豆
ブルーベリーと黒豆が絶妙☆
No.133 カリカリスティック
カリッカリの皮の中に大粒納豆!
No.138 ポテチミルフィーユ
超かわいくて素敵! 今回は3層!





其の弐拾六


職人列伝其の弐拾六: 安藤 一(あんどうはじめ)
社名役職:
政岡食品株式会社/常務取締役
会社住所:
愛知県豊田市若林東棚田85-7
連絡先:
会社TEL:0565-52-2905/FAX:0565-53-5726
略 歴:

1990年 政岡食品会社出向。
1992年 取締役営業部長就任。
2001年 常務取締役に就任、今に至る

私のような経験の浅い者が、職人列伝に登場すること自体若干戸惑いを感じますが、現在にいたるまでを紹介させていただきます。
大阪営業の仕事をしていた私が子会社の納豆会社への出向を命じられましたのは、今から13年前の春のことでした。納豆を食べたことのない私は只、仕事の段取りを覚えるだけの毎日を過ごしておりました。 しかし半年もたった頃でしょうか、パートさん同士の何気ない会話が耳に入ってきました。「誰も納豆を持っていかないネ。家の子どもは他社の納豆は食べるけど、政岡のはネ。」これを聞いたとき私のやるべき仕事決まったような気がしました。
翌日からスーパー、小売店で納豆を買っては食べる日々が続きました。様々な納豆を食べるうちにまず一つ気付いた事は、わが社の納豆は他社の商品とは味、舌触り、硬さなど明らかに違うということでした。 醗酵室に入ると、盛り込んだトレー(納豆は生き物です)全員がこちらを向いて「美人につくれよ!」「売り先をすぐ見つけろよ」と私にプレッシャーを掛けてきました。それからは、私の納豆へのこだわりとして原料の洗いから発酵まで、大豆の顔色を見ながらその都度美人になるように心がけて造っております。お陰様で最近ではパートさん達が、私の作った納豆を喜んで持って帰ってくれるようになりました。
「美人は三日見たら飽きる。ブスは三日見たら慣れる」という言葉がありますが、パートさん達も私の納豆に慣れたのかも知れませんネ!  冗談はさておき、素人の私が今日までやってこられましたのは、納豆組合の皆様の御協力御指導があった賜物と感謝しております。

では次は関西のエーコーさんの佐藤さんにお願いいたします。

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