会場は朝から熱気に溢れています。テレビ取材やスチールカメラがたくさん入っています。まず麻悠は、会場で審査会場の様子をチェックしている門傳さんにお話をお伺いしました。
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●川口納豆常務/門傳さん |
麻悠:門傳さん、おはようございます。門傳さんは今会場でどんな仕事をされているんですか?
門傳さん:マスコミとかテレビカメラが審査員の邪魔をしないようにチェックしているんだよ。審査員が万全の状態で審査できる環境を整えるのが会場係としての仕事なんだ。審査員の邪魔をしないように、そしてしっかりと取材もしてもらいたいしね。
麻悠:そうですね。第1次審査を目の前にして、自分の納豆の評価が気になりませんか?
門傳さん:いやぁ、もう今さら自分の納豆のことを考えても遅いからねぇ。今は会場環境のことばかり考えているよ。
麻悠:鑑評会が始まったら、メーカーさんから組合員さんの立場へ気持ちをきちんと切り替えているんですね!
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会場にはマスコミ各社の記者さんがいっぱい(/_@)鑑評会を毎年取材されているマスコミの方々からみた鑑評会についてお話をうかがいました。
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●フードジャーナル株式会社編集次長/金山和弘さん |
麻悠:フードジャーナルの金山さん、毎年鑑評会にお出でのようですが、プロの記者の立場から見て納豆鑑評会はいかがですか?!
金山さん:たぶん伝統食品の鑑評会のなかで、納豆鑑評会は1番盛んなんじゃないかな。毎年相当盛り上がるからね。
麻悠:そうなんですかぁ。業界として1つの結束ができているんですね。
金山さん:それに、業差の大小の枠を越えているのもいいよね。大きい会社が賞をとるとは限らないんだ。全く平等に審査されているよね。
麻悠:実力勝負なんですね。
金山さん:それに食品の権威の方が審査しているので、出展する側も気合いが入るんじゃないかな。だから納豆作りの技術は毎年向上しているんだね。納豆は年毎にどんどん美味しくなってると思うよ。
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●日本食糧新聞社記者/板橋英俊さん |
麻悠:日本食料新聞社の板橋さん、こんにちは。マスコミから見た鑑評会について教えて下さい。
板橋さん:そうだなぁ。1回目より盛大になったよね。5回目くらいの鑑評会がテレビ局とか大手のマスコミとか来て、1番盛大な時期だったんじゃないかな。
麻悠:1回目はどんな感じだったんですか?
板橋さん:テレビとかはきてなかったし、もっともっと小さな公民館みたいなところでやっていたんだよ。
麻悠:じゃぁ、鑑評会はどんどん活性化されているんですね?!
板橋さん:そうだね、納豆業界のイベントとして鑑評会がしっかりと根付いてきたよ思うよ。純粋に鑑評会だけのために、こんなにマスコミが集まるっていうのはスゴイことだよね。
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●トーヨー新報社長/西村雷太さん |
麻悠:トーヨー新報の西村さん、今年の鑑評会はどうですか?
西村さん:盛大にやってていいと思いますよ。もっともっと鑑評会が大きくなっていくといいね。
麻悠:鑑評会が大きくなっていくためにはどうしたらいいと思いますか?
西村さん:納豆業界の人がたくさん参加したほうがいいと思いますよ。今300近くの組合員さんの半分弱くらいしか参加していないんじゃないかな。
麻悠:え、半分弱くらいの参加なんですか?!それは是非もっとたくさん参加して欲しいですね。
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●食品産業新聞社記者/寺田千秋さん |
麻悠:食品産業新聞社の寺田さん、今年の鑑評会は前年に比べてどうですか?
寺田さん:う〜ん、個人的にはあんまり変わらないと思うな。今年は会場が広いよね。
麻悠:何か鑑評会を見る上での注目ポイントとかはありますか?
寺田さん:ここで優勝する納豆は大手メーカーのものじゃなくて、地方の納豆屋さんの納豆だったりするでしょう。新聞記事を書いてる自分としてはとても勉強になるんですよ。
麻悠:なるほど。
寺田さん:あとは審査で納豆をタレ無しで食べるのも、タレの味に左右されないで、大豆本来の旨味で勝負している感じでいいよね。
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