今回の鑑評会で皆さんが口を揃えておっしゃっていたのは「好みの問題」だということ。その土地の気候や風土、消費者の年齢や嗜好によって求められる味というのは変わるものなのだそうです。なので、他の地方で同じ商品を審査したら、順位はガラッと変わるかもしれないのだとか。なんだか面白いですね☆つまり、今回出品された納豆のタレは各社のノウハウの全てを注ぎ込んだ、とってもレベルの高い争いだったんですね。
麻悠の印象に強く残ったのは、みなさんの食品にむけるひたむきさ。タレ業界の方も納豆業界の方も気持ちは同じで「安全で美味しい納豆を作りたい」ということです。そのために研修会を行なったり、新商品を作ったり・・その熱意にとっても衝撃をうけました。たとえば『納豆のタレの袋が切りづらい』という問題に対しても、皆さんとても真剣に解決策を考えていて、佐藤さんはなんとゼリー状のタレまで考案していました☆納豆というと伝統食をイメージしがちですが、伝統を大切にしながらも日々進化していく食べ物なんだなと今回鑑評会を取材して感じました♪
納豆文化村:石坂麻悠 |
全国で初の試み、タレ鑑評会は消費者の観点からみた納豆作りを目指すからこそ行なわれました。現在、消費者の方の7割が納豆はタレとあわせて食べるそうです。つまり、タレは納豆になくてはならないものになってきているんですね。そして、納豆業界でも生き残りをかけそれぞれが個性を出しているのと同じように、タレ業界でもそれぞれの会社によって個性が出ていて驚きました!今回優勝したユニ・フードさんの南蛮納豆たれや、韓国海苔風タレなどなど・・どれもとっても美味しいんです♪納豆大好きな麻悠は、もっとタレに関する知識も増やしていかなければいけないなと思いました。
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