第21回気仙沼大会《ダイジェスト版》
宮城県気仙沼市に194点が大集結。 |
第21回審査結果
日本一は愛知県の山下食品さん。 |
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No90 20th鑑評会当日。早食い大会、納豆食堂、ねば〜る君! |
No89 20th鑑評会前日。偕楽園に水戸黄門像。納豆記念碑にねばり丼。 |
No70 世界最小の納豆屋 毎日12個は至高の12個 |
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No.164 ショートケーキ風ミニタルト
カラフルで可愛く出来ました☆ |
No.133 生ハムと黒豆のカナッペ
黒豆納豆が見事にマッチ! |
No.117 シュー納豆
ブルーベリーと黒豆が絶妙☆ |
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雅弓:社長は記者時代どのようなことをされてきたのですか?
石井さん:それがね、大好きな酒類部門を担当していたんです。今年で社長になって5年、会社に入って36年になりましたよ。
雅弓:私が生まれる前からこのようなお仕事をされていたのですね。
酒類部門担当時代にいろいろ経験されたことをお聞かせください。
石井さん:酒類は法律の分類だけで清酒、ウイスキー、ビール、焼酎、ワインなど10数種類あるんですよ。これに国産、輸入物が加わるからかなり幅広く
いろいろとやってきましたね。
雅弓:へぇ〜、種類が法律で定められているなんて知りませんでした。輸入となりますと相当な種類があるのでしょうが、やはり石井社長ご自身も海外に行かれることもあったんですか?
石井さん:そうだねぇ、ヨーロッパのワインや、イギリスのスコッチウイスキーなどがおもしろくてやっていた頃にちょうど外国からの売り込みが盛んになった時期と重なって、よく海外へ仕事で行きましたね。主にヨーロッパとオーストラリアですね。
雅弓:仕事で海外に行けるなんてステキですね。様々なお酒を飲んできたと思いますが、今社長がおいしいと絶賛するお酒はありますか?ちなみに私は日本酒が好きなんですよ。
石井さん:日本酒はいいねぇ。日本酒だと今はなかなか手に入らないまぼろしの日本酒が山形にあるんだよ。私自身は最近は泡盛に凝っているんです。
雅弓:泡盛は奥が深いそうですね。ところで、先ほど会社に入って36年と言われましたが長い年月の中で一番変化したことは何だと思われますか?やはりインターネットが普及したことでしょうか?
石井さん:インターネットの普及は本当に大きな変化と言えるでしょう。私自身もインターネットを使用してその利点を実感していますが、インターネットにないもの、負けないもの、新聞ならではのものをこれからも作っていきたいですね。
雅弓:インターネットになくて、新聞ならではのものって、どういうものなんですか?
石井さん:まずは解説、オピニオン記事ですね。ネットはニュースを伝えるだけですが、新聞はひとつの問題を深く掘り下げて書くことができます。マスメディアはたくさんの役割分担がなされてて、テレビ、新聞、週刊誌、月刊誌。それぞれが同じニュースを違った視点で取り上げている。私達も深く面白い業界の参考になるニュースと解説を届けるため日夜走り回っているんですよ。
雅弓:新聞には新聞だけのよさがありますよね。全体をざーっと見渡して自分の好きな記事から読み進めることが出来るし、その広い紙面からは、普段あまり意識しないような文字が飛び込んできて新しい発見をすることもありますよね。これは活字のすばらしさですよね。
石井さん:以前、活字、新聞がダメになる、テレビやネットサービスにやられると書いた記者がいたんです。しかし私は新聞には新聞の役割があり、なくてはならないものだと確信しています。私達は「多くの人に読まれる、そしてためになる新聞をつくる」このベーシックな活動に使命を認識し、さらに今以上に会社が大きくなるよう努力しています。
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雅弓:お仕事でお忙しいとは思いますが、社長のご趣味は何ですか?
石井さん:そうだねぇ。静では碁。動ではゴルフというところかなぁ。
雅弓:碁ってとても奥が深そうですよね。碁を始めたきったけなどはあったのですか?
石井さん:きっかけというかルールが簡単なんだね。だから始めやすかったんだよ。碁会所にもたまに行ったりするんだよ。
雅弓:そういえばある漫画の影響で囲碁教室に通い始める小学生や中学生が増えていると聞いたことがあります。私も始めようかな!!ゴルフと言えば早起きというイメージなのですが石井さんも早起きされるのですか?
石井さん:そうですね、ゴルフだといくら朝早くても何の苦もなく行きますね。
雅弓:社長という多忙な毎日を送られているかと思いますが、仕事に趣味に充実していていいですね。将来の夢といいますか、どのようなことをしていきたいと思っていらっしゃいますか?
石井さん:我が社ではアルコールの専門的な本、『ビール醸造技術』という本を出版しているのですが、私が現役を退いた後は、今迄の経験を生かして『お酒と料理』というのを出したいと考えています。例えば一般的に肉には赤ワインといいますが、実際には肉に合い白ワインもあるわけでそういった深いことを追求した本をライフワークとして手がけていきたいと思っています。
雅弓:ステキな夢をお持ちですね。ところで後ろに50周年と書かれた絵が飾ってありますね。
石井さん:それは当社の50周年記念に配ったもののひとつです。50年の重い歴史を感じ、先輩方に感謝しながら毎日仕事をしています。当社には社友制度というのがありそれは役員になって引退された方とお付き合いし指導いただいております。今回の50周年記念パーティには業界の500名もの方々が祝ってくださいました。それはもう大変うれしかったですね。改めて、先輩の努力は無駄に出来ないと身の引き締まる思いでした。ひき続きこれからも食品産業新聞を発展させていきたいです。
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新聞社の方はとてもみな堅い方というイメージがあり緊張していた私ですが、石井社長はていねいにわかりやすく笑顔で教えて下さいました。食品業界について全くのシロウトの私でしたが、緊張しないで有意義な時間を過ごすことができました。最近ではテレビなどの受身的な情報ばかりに偏ってしまいがちでしたが、新聞の良さを再認識した今、新鮮な目で新聞を読んでいけるかと思います。今日はお忙しい中どうも有り難うございました。
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