まずはやはり、二年連続、三度目の日本一に輝いたマルキン食品さん、おめでとうございます!!日本中の納豆が日進月歩で美味しくなっているにもかかわらず、この快挙は本当に“すごいっ”という言葉でしか私の気持ちを表現できません。本当にすごいです!また大粒大豆の美味しさを教えてくださった羊蹄食品さんも大粒部門で二度目の受賞。おめでとうございます。中居さんの大豆への大きな大きな思いは私の心の中もふんわり優しく、納豆を食べたらさらに大きな気持ちにさせてくれました。
そして今回始めて受賞された皆様の愛情あふれるお話を聞いていく中で『一点でもいいから人には負けないもの持て』とおっしゃっていた山下食品さんのお友達の言葉がこのレポートをまとめていて思い出されたました。たぶんこれは『大好きな納豆を作れ』という風にも解釈できるのではないのかなと。
自分が大好きになれる納豆を作れるということはとっても幸せなこと。だから国産大豆、中国大豆を代表する輸入大豆などのそれぞれの大豆の特性を生かして、自分の好きな大豆を使って自分が愛せる納豆を作れば、誰しもがおいしいという納豆になっていくのではないでしょうか。
大豆はやっぱり美味しくって体にもおいしい食材。そんな素敵な食材を扱って納豆に仕上げていく職人さんの日々の研究と経験が本当の納豆の美味しさにつながってゆくのですね。
最後になりましたが、このように第9回全国納豆鑑評会が盛大にそして厳密公正な納豆の審査ができたのはやはり、野呂実行委員長さんの元、青年同友会の皆様、東海地区の実行委員会の皆様、そして組合関係者の皆様方の、早期から忙しい時間を割いて行われてきた数多くの打ち合わせや諸準備の賜物かと思います。
特に今回は一昨年よりも昨年、そして昨年より今年とマスコミの取材等が多くなり、多くの方々からの注目を浴びているのにもかかわらず、スムーズに且つ完璧に運営されていたように感じられました。本当に皆様お疲れ様でした!!
これからの益々の納豆業界の繁栄と皆様のご健康を心よりお祈りいたします。
納豆文化村:椎名彩乃