第20回全国納豆鑑評会レポート 茨城県水戸市に204点が大集結。 |
第20回受賞者インタビュー 日本一は東京都の菅谷食品さん。 |
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No90 20th鑑評会当日。早食い大会、納豆食堂、ねば〜る君! |
No89 20th鑑評会前日。偕楽園に水戸黄門像。納豆記念碑にねばり丼。 |
No70 世界最小の納豆屋 毎日12個は至高の12個 |
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No.164 ショートケーキ風ミニタルト
カラフルで可愛く出来ました☆ |
No.133 生ハムと黒豆のカナッペ
黒豆納豆が見事にマッチ! |
No.117 シュー納豆
ブルーベリーと黒豆が絶妙☆ |
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2013年9月、大豆選別工場を取材してみようという事で、武陽食品さんの東北第一営業所へ行く事になりました。納豆文化村がいままで東北地方の取材をしたのは、2012年の青森、2007年の山形、2005年の福島の3回の鑑評会だけでしたが、有力な受賞メーカーもたくさんあるので受賞メーカーさんも回ろうと、9月17日から3日間、宮城県、秋田県、山形県を回ってきました。(納豆文化村 : 折原繭子)
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※東北で取材した編集動画は、合計4本です。下のバナーから。
《東北を取材して》
★武陽食品さんの選別工場(9/17)
繭子は大豆の選別工場は初めてです。納豆の製造工程はいろいろと勉強してきましたが、その前段階で大豆のいいものだけを選り分ける選別。収穫してから納豆メーカーさんへ大豆が届けられるまでに、このような選別工程があるとは思ってもいませんでした。
比重差選別機やロール選別機、最新鋭の色彩選別機などで、大豆が見事に選抜されていく様子に感動しました。
農家さんが大豆を作り、納豆メーカーさんが素晴らしい納豆に仕上げる間に、このような選別工程があるからこそ、納豆を美味しくいただけるのですね。何気なくいただいている食事でしたが、たくさんの方々の努力で、製品に仕上がっていき、私たちの食卓に届けられます。納豆の一粒一粒に多くの方々の熱意や思いやりが込められていて、美味しくいただける事は本当に幸せです。
★納豆メーカーさん(9/17−9/19)
3日間で9社の受賞メーカーさんを回りました。
東北の方々は特に温かいと思いました! 話して下さる内容はもちろん、気遣いやおもてなしをさりげなくしてくださり、とても嬉しい気持ちになりました。そのような方々が造るから温かみのある素晴らしい納豆が造れるのだなと思いました!
また皆さんの仲の良さもとても伝わってきて、東北の温かさを感じました!
★女川町と亘理町(9/17、9/19)
初めて被災地を見ました。仮設住宅を見ました。
昨日の台風ではまた怖い思いをされたのではないかな、夏は暑いんじゃないのかな、冬はすごく寒いだろうな・・。そんな事を考えました。
けれど、仮設住宅で生活してる人はそんな事ではなく、亡くなった友達や親族、震災の時の事、これからの生活・・私たちの考えもつかないもっと深い事を考えられてるのではないかと思いました。 東北大震災の後、何ヶ月かは被災地の事を考えていましたが、半年も経ったら何もかも忘れていた自分を恥ずかしく思いました。
高校生の私には力もお金もないので大きな力にはなれないけれど、強く強く心の中で復興を祈っています。また、自分にできる最低限の事はやろうと思います。
そして、被災地の皆様に負けないよう精一杯頑張って努力して、何事にも真剣に取り組んで行かなければならないと思いました。
犠牲者の方々のご冥福と、被災地の復興を心よりお祈りいたします。
納豆文化村 : 折原繭子
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9月17日〜19日訪問先(敬称略)
川口納豆、武陽食品選別工場、女川町、サン食品工業、ふく屋、
丸亀八百清商店、篠原商店、長瀞納豆、篠原食品、矢萩食品、わたり納豆、亘理町、わたり市場
取材担当 : 納豆文化村/折原繭子
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