彩加にとって初めての鑑評会。一年に一度の大イベントということで、私も緊張していました。
私達は前夜祭から参加させていただきましたが、さすがは納豆日本一を決める大会の前夜祭。来賓の方々のご挨拶や、鑑評会を裏で支える青年同友会の皆様のお話など、楽しく前向きで熱心さに溢れる素晴らしい会でした。
一般の方を交えた世界まぜまぜ・のびのび選手権など和気あいあいとしながらも独特の緊張感もあり各メーカーさんの納豆に対する熱い思いが伝わってくる2日間でした。
中でも印象的だったのが当日審査をしている場面です。
会場内に入った瞬間にふわっと広がる納豆の香り、そして各部門に分かれた納豆がズラーっと!こんなにたっくさんの納豆を一度に見るのは初めてでまさに圧巻でした。
審査員の先生方の表情も真剣そのもので、各メーカーさんがひとつひとつ心をこめて丁寧に作られた納豆をじっくり審査されていました。
受賞メーカーさんのインタビューで、ヤマジン食品さんが「納豆を作ってきてよかったと思える年にしましょう。と坂詰委員長から年賀状がきて、それが叶ったので本当に嬉しい」と涙しながら話されていたのが印象的でした。
どのメーカーさんも、それぞれの想いを胸にこの鑑評会に臨まれているんですね。
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審査の様子やインタビューを通して感じたのは、大豆の色や発酵具合、大きさなど単に納豆といっても比べてみると全然違って、工程は同じはずなのにこんなにも違いが出るのかと驚いたことです。
みなさん様々な工夫を凝らして真剣に納豆作りに取り組んでいるというのがひしひしと伝わってきて、感動しました。
一つのことに真剣に取り組むことって素敵ですよね。彩加も見習いたいです。
今回鑑評会に参加してみて日本の伝統食品である納豆の奥深さに触れることができ、とても貴重な体験をさせていただき嬉しく思いました。
受賞された各メーカーのみなさん本当におめでとうございます!これからの納豆業界がますます発展されますよう、心より願っています。
納豆文化村:八木沢彩加
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