予定通り、8時からマスコミ向け説明会の開始です。
今回の出展は118点。なんと、小粒・極小粒部門、大粒・中粒部門ちょうど同数の59点づつだそうです。出展の主な内訳は、地元
山形県11点。
茨城県14点。東京や北海道の出展も多いようです。
昨年の静岡熱海大会の出展は116点でした。
来年の開催予定地は北陸、石川県金沢市が有力です。
タイムスケジュールについて説明がありました。
・8時30分〜第一部審査開始。第一部は小粒・極小粒部門の審査です。
・10時10分〜第二部審査開始。第二部は大粒・中粒部門の審査です。
・同点の場合は最終審査があり、その後集計作業に入ります。
・13時〜いよいよ審査結果の発表。今年の日本一の納豆が決まります!
●司会・進行/宮ノ原さん
青年同友会メンバー、鹿児島のしか屋さんの宮ノ原さんが司会進行です。
声が通って見事な司会ぶりです。この全国納豆鑑評会は納豆の製造技術の改善と品質の向上を目指し、衛生的で美味しい納豆を提供するとともに、国民の健康増進に関与することを目的としています。
●鑑評会実行委員長/相沢さん
青年同友会の委員長であり、相沢食産の社長さんでもある相沢さん。今年が実行委員長として初めての鑑評会です。堂々していて緊張は全く感じられません。鑑評会の概要やタイムスケジュールについての説明、マスコミの方からの質問に答えます。
●PR担当/野呂さん
鎌倉市の野呂食品・鎌倉山納豆の社長さん。前青年同友会の委員長で、鑑評会実行委員長を3回務められました。今回の鑑評会はPR委員長としてのいろいろな役目を果たされます。
●質疑応答
・なぜ今回山形で開催されたのでしょうか?
1回目は東京で開催され、全国立ち回りでやっています。
地域によって納豆は若干の違いがあります。
今回は山形県の方から声がかかったので、山形での開催が実現されました。
・納豆の評価項目にある良い色とはどのような色なのでしょうか?
色は一般的には、あめ色がいいとされていますが、これは各社製造法によります。
審査員の主観に任せており、おいしいと思ったものに良い点数をつけてもらっています。
組合からは基準を言っていません。
●出展要領
・出展者は全国納豆共同組合連合加入組合員とする。
・出品は審査日に市販されている納豆とする。
・納豆は1企業1点とし、自社生産、自社ブランドとする。
などがあります。
●審査方法
<今年の審査方法の変更点>
今回は審査方法が変わり、審査員全員が大粒・中粒部門、小粒・極小粒部門両方すべての納豆を審査します。
審査は1回のみ。同点だった場合のみ昨年と同じように最終的に4、5人で審査し、決定します。
審査方法を変更したことにより集計にも時間がかからず、効率がよくなると考えられます。
●評価方法
色・形・香り・糸引き・味の5つの項目を評価し、5点満点の整数で出展納豆それぞれに点数をつけて審査されます。
審査員全員の審査店の合計点105点満点で受賞納豆が決定されます。
●審査員
審査員数21名
主な審査員は・・・須見洋行先生(倉敷芸術科学大学 教授)・早田邦康先生(自治医科大学 医師)・永山久夫先生(食文化研究家)・阿部利徳先生(山形大学農学部 教授)・上野和子さん(山形県栄養士会 会長)他